光視症の原因ってなに?光視症についての検査など
光視症とは光が当たっていないのに光を感じたという経験をお持ちの方がおられると思いますが、こういう症状のことを光視症といいます。この症状は病気の時にも起こりますが、年齢的な目の変化が原因で起こるときもあります。
光視症は眼球の中には硝子体というゲル状でドロドロした物質がいっぱい詰まっているのですが、年をとるにつれて硝子体が縮んできて網膜から離れて、眼底から浮き上がってしまうことがあります。これを後部硝子体剥離と言って、蚊が飛んだように見える飛蚊症や光が走るように見える光視症をおこす原因となっています。
飛蚊症 光視症というのは似たような症状だと言われています。「昨日、突然黒いものが見えるようになった。」「私も同じ症状で眼科の先生に診てもらったら、心配ない、治療法がない、放置してもよい”」などとお話されていました。「でも、心配だから受診しました。大丈夫ですか?」このような動機・理由が多いのではないでしょうか。「飛蚊症」の原因疾患として、「網膜裂孔」が発見される頻度は、外国の論文では10〜34%、おおよそ16.5%とされています。
「光が見える」「何かが飛んで見える」飛蚊症 光視症症例を対象として、その原因を検査した結果、[女性111名、男性59名 年齢:平均60.5歳、15〜89歳]片眼に症状を自覚した場合、1/4の症例では、重大な眼の病気が発見され、特に「網膜裂孔」は17.7%の症例にみられた結果が出ました。

光視症のその他に、視野の一部がかげろうを通して見るようにゆらゆら動き出し、突然閃光が走って、電光のようにギザギザした光の波が四方に広がりその内部が真っ暗になり、その後偏頭痛や吐き気などが起こる閃輝暗点或いは眼性片頭痛という病気があります。これはものを見る脳の中枢部分へ行っている血管の一時的な痙攣によって、血液が不足して起こるのではないかという疑いがあります。
原因は不明だと言われています。動脈硬化や脳腫瘍があるために特に起こり易いということはありませんね。またこれ以外の病気が出る心配もまずありません。このように光が走る原因にも色々ありますから、自覚症状があれば早いうちに眼科専門医に診てもらうことをおすすめします。

光視症 検査についてですが、網膜の牽引により、まれに網膜に穴があき、網膜剥離が起こることもあり、この場合は手術が必要となってきます。「健診では異常なし」ということですが、健診では一部の状態しかわかりません。なので光視症がある場合には、瞳孔を開く目薬を使った検査(散瞳検査)が必要ですのでご注意を。
散瞳検査は準備に1時間くらいかかります。また、検査後は薬の効果が切れるまで4〜5時間かかり、その間は見えづらくなりますので車の運転などは危険です。これらのことに注意して眼科受診をおすすめします。